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清水焼の洗練された飯碗

京都の「清水焼」という言葉は、小さいころから何度も聞いたことがありますが、それがどんな焼き物かということはあまり関心がありませんでした。

今回、清水焼の歴史を簡単に読んで「ほぉ!」と思ったことは、他の焼き物がその土地固有の水や土などの自然条件を生かしているのに対して、京の清水焼は、都としての美意識や文化の影響を強く受けているということ。洗練されたデザインのものが生み出され、茶人をはじめとする多くの人に愛されてきたということ。

大正6年創業の西川卓三郎商店のこの「青釉・組飯碗」を見て納得!美しくて洗練されています。絶妙な顔料の組み合わせで、空のような色合いを生み出しています。どことなくオリエンタルな空気や、英国の老舗メーカー・ウエッジウッドの食器も思い出しました。個人的に好きな色合いです。

京都の文化は洗練されすぎていて、どことなく訪れにくいところもあるのですが、今度京都に行くときはこういった清水焼などの洗練されたものを見て回りたいと思いました。

夏の一杯は涼しい「津軽びいどろ」で。

「津軽びいどろ」は、青森の自然をデザインしたかわいらしいグラス。1949年創業のガラス会社で、もともとは海に浮かぶ「浮玉」を作る会社でした。その浮玉をつくる技術が素晴らしいと評価が高く、今ではこのような日常になじむものも作っています。

たしかな職人技術で作り出す津軽びいどろのものは、「あたたかみ」を大切にしたやさしい硝子で、青森県が認定する伝統工芸品にも選ばれています。最近ではいろいろなお店でも見かけるようになりました。夏に涼しいうつわです。

ZUTTO

和紙でできたかわいいピアスとイヤリング

見た目にかわいいピアス。なんと京都・黒谷という地の手漉き和紙で作られています。

少し前に美濃和紙などがユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、それでも全国各地は紙すき職人の高齢化や後継者不足など課題が多くあります。一番の課題は、何よりも私たちが和紙に触れることが少なくなったことかもしれません。

この和紙のピアスは、ARATAという会社のものですが、デザイナーの方の家業は寺社仏閣の和紙を作り続けてきたそう。そこで8年間和紙づくりに携わったのち、この会社を立ち上げました。

伝統工芸品でありながら、高度なデザイン性をとりいれた、私たちが身近に使いやすい形になっています。おしゃれなであたたかみを感じるところが和紙の魅力。ほかにも様々な色や形があって、とても素敵です。ピアスだけかと思いきや、イヤリング版もあって良かった!

ZUTTO